第24回 長野マラソン
先日の4/17に人生2回目となる長野マラソンに出走してきました。趣味で始めた頃から目標を決めていました。完走はもちろん、サブ3.5という3時間30分以内にゴールをするということです。これは市民ランナーの人口約10%くらいの達成率です。簡単ではないですが高い目標を設定しました。3年前の初マラソンでは惜しくも3時間36分とあと一息でしたがこれがなかなかキツかった。改めて難易度の高さを痛感しました。
そして3年後の今大会、気合は充分やる事はやってきたと自信をもって出走しました。1枚目の画像は善光寺前の中央通りを駆け下りる有名なシーンです。ここはまだ6km地点。
今回の作戦は
序盤に飛ばさず後半に粘ってごぼう抜き。我慢しながらエムウェーブを通過。
約17km地点。まだ半分にも満たない距離です。この時点ではまだまだ余裕はありました。
ハーフ通過地点
五輪大橋を渡り切るとハーフ通過地点になります。カメラマンにもポーズをとるくらい余裕はある感じですね。右手には補給ジェルを持っています。この補給をすることが完走するポイントになってきます。
自分は10km、20km、25km、30kmと4回ジェルを摂取しました。
最大の特徴&難所
そして長野マラソン最大の特徴&難所になるのは25km地点のホワイトリンクから40km地点までずっと土手を走る事。途中松代辺りでロードはありますがほぼ土手。自分も前回はこの土手区間が辛く大失速した区間です。マラソン30km以降は自分との闘いといいますが、土手なので風もあります。この辺で周りのランナーも失速し、足攣りで立ち止まる人もちらほら。でも今年の自分は違います!!ここからが勝負!!温存していたパワーを出し、失速して落ちてきたランナーを回収しながらグングン進んでいきました。
「菜の花とオレ」
約30kmから35kmくらい。菜の花とオレです。疾走感は伝わりずらいですがかなり頑張ってます。ここまで粘ればあと7km弱ですがここからが1番長く感じ辛い区間に入っていきます。
もうあとは気持ちの問題。頭の中はほぼ真っ白です。無です。全身が動かなくなってきて思考能力も落ちます。ただただ前を走るランナーを追い抜くのみ。
長い長い土手区間を終え、ラスト2kmは南長野運動公園へ向かって走っていきます。オリンピックスタジアムへ残り300mくらい。もうここまできたら残りわずかなパワーを振り絞って猛ダッシュ!🔥ちょっとでもタイムを縮めようと周りのランナーもラストスパートを仕掛けます。まさに無我夢中。そしてゴール!!
タイムは目標を大きく上回り3時間23分。無事サブ3.5を達成することが出来ました。ゴールしてみればあっという間に感じた良いレースだった。辛かった時間が嘘のようでした。こんなご時世なのでゴール後すぐマスクを付ける義務。レース中より息苦しかったです。スタジアムを出ると家族が待っていてくれました。要所要所での家族の応援も凄い力になりました。本当に感謝しています。どんな事でもいいから目標を決め達成する喜びは人間を成長させてくれますね。