新しくなった中央通りの植栽

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先週から、住民のみなさんと一緒に街路樹の下の植栽をしています。
植栽のイメージは善光寺へ続く和の通りですので、御開帳にあわせて咲く
日本サクラソウ各品種・オキナグサ・イカリソウ・バイモユリ・ルリオダマキ・ハルオコシ他、低木にヒュウガミズキ・八重咲きコデマリ・ナツハゼ・斑入りムラサキシキブ・四季咲き銅葉トキワマンサクなど。
歩いていて楽しくなる新しい品種も選びました。
和の植栽だけではほとんど今は枯れていますので、今楽しめるビオラや、スノードロップなどの洋花も混ぜて植えています。
昨日の信毎新聞で東京で,在来の植生を生かした景観作りが民間で始まったと記事にありましたが、今まで公共の街の中心部で野草を植えるということはありませんでした。
野草は夏の暑さに弱い。開花期間が短い。単価が高い。流通していない。何より扱える人が
いないのです。今回地元の野草の卸業者の方が賛同してくださり特別価格で譲っていただけたこと。
住民の皆さんの意識が、年中咲いている花から、季節を感じることの出来る野草へ変わってきたことなどが大きいです。

街路樹の下は公共のものという意識から、自分達で水をやって管理していきましょうという意識に変われば
街の景観はもっと楽しく彩り豊かなものに変わっていけると信じています。

樹木医

Posted by rinkasa