秋田県豪雨災害ボランティア活動
今年は暑い日が続き、各地で台風や豪雨災害に見舞われました。
先月、お盆の長期休暇を利用して県外からボランティアを受け入れている秋田県へ行ってきました。秋田市の災害ボランティアセンターに事前登録し、高速道路の無料申請を済ませたので災害ボランティア活動者には高速料金は往復無料になります。
秋田市は想像する以上に町が美しく、公共の建物は新しく、道や公園は広くて緑豊か、環境に配慮した電気エネルギーの風力発電が盛んです。
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秋田市も連日35℃越えの熱中症警戒アラートがでる中、災害ボランティアセンターで9:00に受付を開始。被災宅へ5~10人くらいに分かれて派遣されます。作業は床上浸水して濡れてしまった家具や生活用品の搬出。床下や庭に堆積した土砂の撤去や家具の清掃作業になります。
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5日間のボランティア作業では、使えなくなった家具の搬出や泥出しを行いました。発災から1ヶ月が経つというのに、当時のまま濡れた状態で床に置かれたレターケースや冷蔵庫の下段の野菜室からは異臭の放つ水が入ったままでした。それでも全国各地から集まった初めてのボランティアさんと共に、汚れた部屋が片付いてくると依頼された被災者さんの顔が安堵に変わっていきます。高齢者や独居の方が不安な日々を過ごしていた中で、少しでも安心を届けられた時やいろいろな出会いや楽しい会話は、仕事とは違った達成感や幸福感を得ることができます。
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秋田名物の「きりたんぽ」や「いぶりがっこ」も堪能。
次回は観光でゆっくり秋田を巡ってみたいと思いました。
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