300年の歴史

今回ご紹介するのは、当社で30年以上の長きに渡り管理を担当させていただいている松代のお寺です。

アカマツの芽摘み

素晴らしい庭の中にある、アカマツの芽摘み作業を行いました。とても歴史あるマツの古木です。当然作業をする我々よりも長生きをしているので、一芽ひとめ丁寧に摘み取ります。アカマツは放っておくとすぐに野生化して樹高がぐっと高くなり、樹形が一気に崩れます。こまめな手入れが欠かせません。

住職のお話では樹齢は約300年とのこと。「昔は左右対称の枝ぶりで富士山のような樹形だったのですが、昔の大雪で幹の左側部分が折れてしまいました。今現在は、樹木医の治療や支柱の設置等により、元気で立派な姿を見せてくれています。」とのこと。

尊敬すべきマツ

大切な歴史あるアカマツを丁寧に管理して、またこの先の100年につなげていきたいと思います。

ちなみに300年前というと徳川吉宗目安箱を設置した頃だそうです。歴史を感じますね。