冬の空とベテルギウス

2020年2月14日

2020年。令和最初の冬はご存のとおり暖冬です。昼間の暖かさはもとより、夜にここまで冷え込まないということは、初めてのことと思います。例年だと、夜といえば寒さに凍えて居ても立っても居られない状況になるのですが、今年は必需品のはんてんを使用していないので、これだけでもだいぶ温かいことがわかります。

ベテルギウスのイラスト
wikipediaよりベテルギウス

この時期の冬の空を眺めると、寝るころの時間帯に真上に見えるのが、かの有名なオリオン座です。オリオン座といえば「オリオンの右肩」とも言われているベテルギウスです。夜の星空を眺めるのが趣味(こういうと高尚な感じがしますが、ぼーっとしているだけです。)なのですが、冬の大三角シリウスプロキオンとともに構成するベテルギウスが最近暗く感じたので、少し調べてみました。

wikipediaによると、なんと明るさが最近、半分以下になっていると書いてありました。かねてから、ベテルギウスは超新星爆発間近と言われているので、いよいよか!とも思いましたが、こちらも調べてみると、今すぐかもしれないし、何十万年さきかもわからないそうです。ベテルギウスまでの距離が642光年ということなので、もしかしたらすでに超新星爆発済みなのかもしれませんね。

このベテルギウスが超新星爆発すると、昼間でも輝いて見えるそうです。冬の夜空を眺めると、もしかしたら歴史的瞬間を目の当たりにするかもしれないと思うと、ワクワクしますね。