梅雨末期
毎年7月の梅雨明け前には雨の被害が出ているのですが、今年は特に雨が多い年になっています。
植栽にはとても適しているので、小雨ぐらいでしたら春の花を抜いて、夏から先に咲く花へ植え替えをしています。
月曜日には長野県産の種から育てた山野草キキョウやオミナエシなどを1500ポット
新たにゲレンデに植え付けました。
スキー場の職員、普段は事務や営業担当16名が一緒に作業をしました。
今まで細々と耕し石を取り除き、雑木の剪定をしていた作業が半日ですべて終了。
配置する私は走り回りましたが、なんとか雨の降る低温の時期に植えることが出来て安心しました。
山野草を主とした景観なのですが、それだけではどうしても弱いので、建物回りには石を活かしたロックガーデンを作り、希少な野草を植え付けています。
今は咲かせることより根付かせることが何より大切ですので、花はすべて切り戻し、葉の量も減らしました。植えた野草の周りには腐葉土をまいてもらいマルチしました。
須坂市のO神社のサクラが、枯れたと電話があり、
画像を送ってもらうと大量のナラタケ属、私が信頼している栗栖樹木医に診てもらうと、
ここまで大量に出てしまうとやっぱり枯れますねと。
枯れないナラタケ属もあるそうですが、根絶するのは難しいとのこと。
菌根菌に関わるようになり、土壌中の菌のことを理解したいと思いますが、
目に見えない世界であり、コロナですら防ぐ薬がないのですから
ナラタケ属で枯れた場合は、そこで咲かせることは、今はあきらめていただくしかないようです。