責任の重さ

金曜日ながの緑育協会で植え付け作業をしていると、社員から一本の電話が。
湯福神社の樹齢700年のケヤキの枝が折れたと。

当社から緊急招集されて撤収作業に向かうから
来てほしいとのことでした。
当日はいけませんでしたので
今朝片付けの終わった誰もいない境内を見てきました。

ニュースでは樹木医による定期巡回は行っていたと言っていましたが
私は昨年も今年も診断していません。
たくさん保存樹があるので、依頼が無ければいけないのです。

心配なのは倒れた木もそうですが、隣のケヤキも
皮一枚でつながっている状態。
いつ枝が折れてもおかしくありません。
樹齢300年以上のサクラ、ケヤキ、スギ
今までいろいろかかわっている御高齢の樹木。

なかでもベッコウタケ・サルノコシカケが出ている樹木は
中で腐朽が進行しているので、定期的な診断は必要です。
現状ですとボランティアになってしまうので、
そんなシステムも作っていかなくてはと
責任の重さを感じました。

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樹木医

Posted by rinkasa