台風の中の研修会
今年で10年目の同期の樹木医の研修会があり、2泊3日で参加してきました。
今年は埼玉県が幹事でしたので長瀞周辺の地質や、盆栽村・治療した木など学んできました。
私の関心は地質や盆栽よりも周辺に生えている植物ですので、説明している学芸員さんには申し訳なかったのですが、草の写真ばかり取っていました。アレチノヌスビトハギ・フジカンゾウ・ナンテンハギの薄いピンク花・ネコハギ・ウラゲエンコウカエデ・カジカエデ。まわりに専門家がたくさんいるので、ナギ・イスノキなど南の木でも大丈夫。ギンモクセイの白い花も咲いていました。
九州や四国から来た同期は、エゾマツやツノハシバミなど初めて見たそうです。
同期の中にはキクイムシの論文を書いている専門家や、同業の造園業がほとんどですので鹿問題や、クビアカツヤカミキリの広がりなど、夜遅くまで語り合えて楽しい時間でした。
帰ってきて今日は台風が去った後の 花壇の修復作業に追われました。
ダリアは頭が重い分倒れやすくポッキリ折れていました。コスモスカップケーキも見事に折れており
泣く泣く抜いてしまったので、この穴をバラ祭りまで何とか埋めなくてはなりません。
今年のテーマがワイルドガーデンなので、嵐の後のままでもワイルドで良いのかもしれませんが
一番きれいな状態をお見せするのが私の務めですので、できる限りベストを尽くしたいです。