商売のプロ意識
昨日、お客様から盆前に剪定をしてもらったらマツがおかしいと言われました。
下枝から、マツの葉が茶色くなり垂れ下がっています。
剪定をしたからおかしくなったのではなく、もしかしたらマツクイムシの被害かもしれないので
様子をみて、晴れたら検査の約束をしてきました。
今年はマツクイムシの被害が本当に多いです。
それに比べてマイマイガとアメシロの被害は少ないような気がします。
街路樹のハナミズキにウドンコ病が毎年ついて半分あきらめていたのですが
今年の担当者の方は、なんとか消毒してみますと言って下さいました。
丈のあるプラタナスも毎年プラタナスグンバイがついて、
葉が白くなっているのですが
今年は春先に消毒を初めて試みたので、被害が少ないそうです。
昨日行った花店ではバーベナにコナジラミがフワフワとたくさんついていて
苗が欲しかったので、
「消毒をした方がいいですよ」と伝えました。
「毎回ちゃんと消毒はしている」とのこと。
薬を見せてもらいましたが、・・・・。プロ用ではありませんでした。
花屋という苗を売る店を今後も続けていくなら
病気や虫のついていないものを売るという気合が欲しいです。
そのためにはきちんと薬のことも勉強して、同じタイプの薬品を散布しない。
ローテーションを組む。
同時に株に微量肥料などの栄養も与えるなど
人間も植物も弱っている今こそ、フォローが必要なのだと思います。