暑過ぎた夏
今年の夏は5月は観測史上最も暑く、7月から8月の本日まで雨マークの日は1日だけ。
33℃以上の日は15日以上もありました。
長野市で36℃が何日もあるなんて初めての経験です。
街路樹や植栽帯には水道がありません。
公園管理でも竜王山頂の青いケシもみずやりをしないと枯れてしまいます。
昨年は適度に雨が多く、街中の花も潅水が少なくても綺麗に咲きました。
暑さと乾燥で、街路樹の多くの樹木・花が弱っています。
言い訳になりますが、潅水しても焼け石に水で・・・。
週末一足早くお盆休みをいただき、群馬の実家に帰りましたが
高速道路から見えるマツ林がマツクイムシの被害で赤く枯れていました。
前橋の植栽帯の樹木も花壇の花も元気が無く、枯れているものも目立ちました。
先週は学校のマツが毎年枯れるので見て欲しいという依頼があり
仕事の帰りに寄りましたが、すでに検査するまでもなく
マツクイムシの被害でした。
3年前に枯れて伐採した幹をそのまま下に放置してあり
そこからたくさんのカミキリムシが巣立った穴が空いていました。
誰もマツクイムシだと思わなかったようで
何で次々と枯れるのだろうと不思議に思っていたようです。
マツクイムシの被害と同様、マツ褐班葉枯病は8月から葉に斑点が出ておかしくなってきます。
診断の依頼もこれから多くなってきます。
弱っていると、いろいろ他の病やマツクイムシの被害にあうので
土壌や、有機物など健康に育つ環境を作っていけるように
もっと勉強して提案して行きたいと思います。