ベテルギウス再び!
冬の晴れ上がった夜空って、星がよく見えて綺麗ですよね。そんな冬空を眺めていると、一つ気になる事がありました。以前のブログ記事で「オリオン座のベテルギウスが暗く見えた」という記事を書きましたが、今回はなんと逆に明るく感じます。
ベテルギウスとは?
ギリシア神話で有名なオリオンが空に昇った姿で有名なオリオン座の中でリゲルと並ぶ明るい星です。数年前まではこのベテルギウスが突然暗くなって、視力の悪い私の目ではうっかりすると見落とすくらい暗く見えていました。
この星は赤色巨星といって、恒星としての最後の瞬間である超新星爆発の秒読み段階を迎えているらしいです。もっとも秒読み段階といっても、広大な宇宙の話なので、10万年単位でのお話ですが・・・
・ベテルギウスの今
さて、このベテルギウスがリゲルと同じくらい明るく見えているので、いったいどうしたことだろう?と疑問に思い、いろいろとググってみると、もともと400日周期で明るくなったり暗くなったりを繰り返しているようです。ところが最新のデータによると、この周期性が不規則かつ、短くなってきているようです。しかも非常に明るくなる傾向だそうです。
・ベテルギウスのこれから
こちらの記事(ベテルギウスに残された時間はあと300年か?東北大らの研究)によると、まだ非公式ながら、定説をくつがえし、300年未満で超新星爆発を起こす可能性も指摘されています。
やはり定説は覆され、その新たな定説も覆されることにより生きている間に超新星爆発を見ることが出来るかもしれないと、ひとり妄想を繰り広げながら、寒空を傍観するのもおススメです。