うどんこ病対策
こちらは本社前に植えてあるミニひまわりです。この春に植えたものですが、花の時期も終盤になり、勢いもなくなってきたので撤去の時期かな?と思っていました。ですがこのヒマワリ、近づいてよく見てみると、うどんこ病にかかってしまっているのです。
実は、1ヶ月ほど前からうどんこ病の発生を確認していましたが、ひまわりだから一年草だし、病気の進み具合を見ながら、花期が終わるのを待っていましたが、このミニひまわり!よくよく調べてみると、宿根でした!しかも新しい花が次から次へと咲いてくるので、殺菌剤を噴霧することにしました。
そして今回使用した殺菌剤がこちら!!
女性スタッフがペットボトルスプレーに持っている薬剤が、トリフミンです。わりとメジャーな殺菌剤なのですが、希釈倍率が3,000倍なので、一般の方には扱いづらいかもしれませんね。ちなみにこの500mlペットボトルにトリフミンの薬剤が0.16g入っている計算です。mgに換算すると、160mgです。よく聞くタウリン3,000mgとかと比較すると、結構な希釈倍率ですね。一般の方には、すでに希釈済みの製品が販売されていますので、そちらをおすすめします。
ちなみに、あまり大きな声では言えませんが、本来3,000倍の希釈倍率だと、希釈した水の色がもっと薄いはずなので、だいぶ濃くなっているかもしれません。
さて、いよいよ噴霧です。だいぶ遠くから噴霧しているようですが、実際には程よい距離です。写真って分かりづらいですね。散布は丁寧にまんべんなく、十分な量を散布します。霧吹きで何十回もシュッシュするのはけっこう大変です。
おそらく一回だけの散布では退治しきれないと思いますので、もう1~2回の散布が必要と思います。同じ薬剤を散布し続けると耐性菌が発生する恐れがあるので、次回は違う系統の薬剤を、弊社の薬品庫からあさって散布したいと思います。
でも、少し心配なのが、時期的に枯れるのが早いか、うどんこ病の退治が早いか!やはり、薬剤散布は今回のように手遅れになってからするのではなく、早めに散布が良いですね。