ヒマラヤスギ

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本日吉田神社のケヤキの剪定に入る予定でしたが、お願いしていたアーボリストの樹木医さんが昨年秋に被災。毎日使っていた作業車、軽トラックが水につかってしまい廃車。購入したくても軽トラがない状態。そのために仕事が大幅に遅れているとのことでした。当社でお願いした現場でしたので、剪定した枝などは当社で処分するなど、助け合いながら進めていくことにしました。
大きなサルノコシカケが3ヶ所から出ているケヤキもあり、中は腐朽と空洞状態。このケヤキは危ないけれど今回の補助対象ではないので、手が付けられません。あれもこれも剪定してほしいとのお施主さんの願いはよーくわかります。しかし30m以上の危険な場所で高所作業車も届かないような神社のケヤキは数年にわたって安全対策を行っていかないと、金額が追いつきません。危険度の高いものから公共の民地優先で行います。

その足で城山公園のヒマラヤスギの検証。樹木医さん4名集まり昨年2月に施工した現場へ。
先週の土曜日にはS樹木医に先端まで登っていただき、枝を切り落としてもらい、水が上がっているか調べてもらいました。ヒマラヤスギは名前はスギですがマツ科。根が酸素を好み浅根ですので倒れやすいのです。

昨日松本微生物研究所に、ヒマラヤスギの根を数カ所分持参し診てもらいました。根は治療後春にたくさん出たのですが、夏以降に腐ってしまっている原因を調べ、今後どのようにしていくのか様子を見ていきたいと思います。

樹木医

Posted by rinkasa