校庭のキリの樹勢回復
長野市内の小学校より、シンボルツリーの桐が弱っているので診てほしいと依頼がありました。
校庭整備が綺麗に終わり、インターロッキングの中心に立っているその姿は半分以上枯れていました。
幹肌はボロボロで、数年前の写真を診ると桐の脇に建物が建っていて、以前から弱っているようでした。
校章になったいわれのある桐なので、なんとか助けたいという思いは伝わってきましたが・・・・。
桐は豊かで肥えた保水性のある場所を好むそうですので、完熟堆肥等の土壌改良を秋と来春に2回くらいに分けて施工しようと思います。
中庭の大きなケヤキは樹形がすばらしく、こちらも改修工事で土がカチコチなので、保水性のある有機質をマルチしたいのですが、こちらは生徒達と施工してみるのも良いと思いました。
画像は永平寺のスギに出たオオシロサルノコシカケです。
今回のキリはキノコが出ていない分だけ生き返る可能性はあるのか?
幹が剥げて中がカスカスなのは桐独特の病気なのか。
わからないことはきちんと調べて
同世代の教頭先生によく説明をさせていただき、出来る限りのことはやってみようと思います。