今年は冬も忙しい
先週の土曜日に月1回の社内会議があり、今後の仕事量など各担当者から話がありました。
3月までに、サクラ並木の剪定や、T広場のカエデの樹勢回復、保存樹の診断と枯れ枝剪定ほか。
画像も依頼のあった樹齢800年?と言われているケヤキです。
何より大きな仕事は都市緑化フェアに関しての整備工事や、展示に関する植栽プランと材料集め。
樹木医会としても県から依頼が来ているようです。
また一本木公園などは来年度に植えるバラの選定や草花のプランニングと発注作業。
種子はイギリスから輸入しています。これが昨年から輸入が厳しくなり緑育では種子を破棄されてしまいました。輸入禁止植物と同じ学名でも出来なくなりました。ベロニカ・ルドベキアなど。
品質保証も付いていないといけないのでコストが倍になります。それでも個性的な花壇を作るためには種子を輸入する価値はあると思っています。日本ではどうしても草花の種類が限られてしまう・あっても高いのです。
緑育協会では新年度からの園芸授業のカリキュラムと内容。講師・研修旅行先など。1年で最も考える仕事が増える時期です。
連休中樹木医の同期が名古屋から家族で我が家に遊びに来て、子供たちは屋根の雪下ろしに夢中になっていました。彼曰く毎日治療や剪定など、日曜日も仕事が続いて久しぶりの休日だと。
でも2月にイチョウとクロマツの樹勢回復をするというので、結局仕事の話。
若いうちは安い値段で、来る仕事すべて断らずに対応していたけれど、40代後半になったら仕事のやり方を変えていかないと、身体が持たないし心が疲れてしまうよと。
そのためにも樹勢回復の事例をたくさんこなして、自信を持ってキャリアを重ねていけるように。
そうはいっても周辺に樹勢回復の事例があまりにも少ないので、イチョウ用の菌根菌を販売している松本微生物さんに相談してみたらとアドバイスしました。