個人邸の下草植栽の課題

2022年12月18日

公共の仕事が主体だった当社が、昨年トレドと吸収合併して個人邸のエクステリアの仕事が増えてきました。設計を担当するN君と今後の課題などを相談した時に、当社お勧めの下草やシンボルツリーを決めたらどうかと。

公共の公園は、使う資材がいつも決まっているので悩みませんが、個人邸はお施主さんの好みや環境が全部違うので、きめ細かい対応が必要になってきます。
施工後、簡単な管理で庭をある程度美しく見せることの出来る植物の構成。
庭木もぜんぶ違う樹種で構成しないと、同じ木ばかりではお施主さんは面白くありません。
s-IMG_2458s-IMG_4835s-IMG_1316今まではハツユキカズラだけを植えて、あとはお施主さんに任せていた若い職員も、せめてあと10種覚えたいと。
葉の色で魅せる下草や、日陰に強い下草、動きの出る流線型のグラスなど。
本当は10種では足りないのですが、少しずつ覚えてお施主さんに喜んでもらえるような庭にしていきたいと話してくれました。
骨格だけ植えておけば、あとは1年草の草花などを自分でお好きに植えてもらえばいいと思います。

また個人邸は植栽した1mの庭木が少し萎れてきても電話が来ます。
打ち合わせや営業もお施主さんが迷ったり悩んだりするので、簡単には進まないようです。

週末は暑気払いがあるので、みんなでいろんな話をしてスタートしたばかりの仕事がうまく軌道に乗ると良いと思います。
8月3日のびんずる祭りには、初めて当社でそろいのハッピを着て参加することが決まったので、私も後ろからお茶係でついていこうと思います。

樹木医

Posted by rinkasa