糸ヒバの樹勢回復

2022年12月18日

s-ウンリュウ
先日、長野県ではウンリュウと呼ばれている庭木が元気がないと本社に電話がありました。
樹木医の診断料が今年から1万円に値上がりしましてとお伝えすると、支払うので見に来てほしいと。
1万円払ってでも見てほしい方は庭を大切にされている方が多いので、いろんなものが植えられています。コマユミ・ニシキギ・トウカエデ・ゴヨウ・アカマツ・サクラ・ウメ・ハナミズキにサンシュユ。
根元にはシャガ・タイマツソウ・オモト・ミニアヤメ・コトネアスター。外来種のタカサゴユリも実生で増えていました。庭の裏に素晴らしいモミジがあり、その実生を大切に何本も育てていました。

糸ヒバや弱ったイチイの根を掘るとマメコガネの幼虫が出て根を食害中。周囲の土は山砂100%のみ。まったく腐植・養分がありません。深植えを改善し、松本微生物さんから購入したA菌根資材と完熟の堆肥やリン肥・特殊炭を施しました。

今回の施工メンバーは産休明けで復帰したOさん。枯れた枝も木に登って切ってくれました。
女性で造園業界で仕事をしていくのは体力勝負なので大変ですが、私もかろうじて通ってきた道。
しんどくて夕飯を作るのが嫌になることも多々ありますが、やはり庭木や植物に携われる仕事は楽しいと言っていました。

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Posted by rinkasa