皆神山 ヒムロビャクシンの診断
昨日の朝、皆神神社の御神木の診断をしてきました。樹齢1300年ということもあり3本のうち2本は白骨化して盆栽の舎利のように迫力がありました。
山道は細く路面は凍りスリップして崖から落ちそうでした。境内には長野市にはあまり植えられていない常緑のネズミモチの木がたくさん植栽してありサカキの代わりにしているのでしょうか?
参道沿いにシダレザクラも50本くらい植えてあり、スギ林の中で日が当たらず、サクラには花芽があまりついていませんでした。今まで植えることに予算やエネルギーを使ってきた思想を、これからは管理に費用をかけてほしいと切に願います。人の植えたサクラは放置されると、美しく咲くことが出来ないのです。
午後はながの緑育協会の理事会があり、副市長さんや公園緑地課の方々と昨年度と来年度の計画の報告をしました。今年度企画したイベントの反応もとてもよく、明日の薬草講習会は90名を超えました。私も講師を受け持ちます4月からの講座の新規受講生も2日で定員が埋まり10名増員しました。みなさん土や自然のことを学びたいのだと痛感しています。
会議の中で理事長さんからはもう少し緑育の普及活動を積極的にとの話がありました。
今篠ノ井中央公園を使ってSBC放送の「ずくだせTV」のガーデニング関係の放送を月1回担当しています。今日はシダレザクラの支柱と剪定・壁掛けの作り方を放送します。
雪深い長野に密着した園芸・造園の情報を広く知ってもらうことはとても大切な使命だと思ってます。