盆あけ仕事

s-13月s-18月

今年の春に行った治療のその後の様子を必ず見に行くようにしていますが、今のところアカマツに関しては
順調に回復しています。
菌根菌治療して本当に元気になるのは来年ですが、目に見えて元気になる様子がわかり、菌根菌を使用した治療法は間違っていないと確信が持てるようになりました。
お盆休み中も「奇妙な菌類」白水貴著を読み、菌と植物の関係。菌と昆虫の関係の本を読み漁りました。
変性菌の本まで取り寄せて、蟻の体に付いた放線菌、イネ科植物とアーバスキュラー。
アーバスキュラーはほとんどの植物の細胞の中で共生していて、モミジやサクラの治療に使われていますが、施工事例が少なく今後の課題でもあります。

秋に京都大学で行われる菌学会の内容も菌根菌に関係した発表が多いので、参加してみようかと思案中です。
いろいろとわかってくると、胸がわくわくするのですから面白いんですね。

樹木医

Posted by rinkasa