優先順位を決めないと

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連休が終わって,葉が茂りだすと、マツの芽つみが始まり、ムシも動き出し
連日社員は早朝の消毒の日々。
特に今年はマイマイガで依頼が増え、新規のお客様まで対応できない状況です。

診断やアドバイスは私一人でも出来ますが、剪定や植栽は腕のある職人でないと
対応できません。

春に治療を行ったマツの樹勢はみな順調に芽を伸ばし、経過良好で、毎年の剪定と管理も依頼されます。
診断した個人邸さんから、夜でも日曜日でも携帯に相談の電話がかかってくるのが今問題です。
このごろは他の造園業者さんからも、農薬の相談の電話がかかってきます。

携帯電話というのは、いいような悪いような。
優先順位を決めて、対応していかないと精神の安定がありません。

何の仕事を優先するのか決めていいと思っています。
樹齢の古い天然記念物・保存樹木の診断。公共の仕事。自分が担当している現場。
これらがいっぱいいっぱいだったら、お断りをしていかないと責任が持てません。

先週診た妻科神社のベツコウダケに犯されたケヤキ。
これこそなんとかしないと、被害が出てからでは遅いと思っています。
地元がお金がないから伐採は出来ないといっている以上、こちらも無理強いは出来ませんが
危険だということを伝えていかないと、下に遊具もあるので心配しています。

樹木医

Posted by rinkasa