マイマイガと薬剤
今年3ヶ所でマイマイガの幼虫を目撃しました。
マイマイガは周期的に発生して、前回は100年に一度という大発生の年でした。
あの時も1年目にカエデの幹に止まっていたものを発見したので、来年は被害が多くなると予測し、地元の広報に記事を書きました。一般の方が気が付くのは2年目から3年目ですが、当社ではすでに、蛾(ケムシ)に長く効く新しい薬剤を混ぜて、契約している場所に散布しています。
今日診断に行った方は前に住んでいた人が除草剤をまいてしまったので、何とか庭のマツを健康にしてほしいという依頼。芽は元気でしたので枯れた枝を抜き、手入れをさせていただき修復。
表土も取り除きました。
2件目の方は、イチイの葉が黄色くなってパラパラと落ちるというので原因を教えてほしいと依頼。
葉にはハダニがびっしり。根元も深植え、地力なし、コガネムシの幼虫はいませんでした。
退職されてお時間はあるので、自分で対応できる方法をお伝えしたのですが、見てほしいと出してきた農薬は消費期限が20年前のもの。さすがにもう整理された方が良いとお伝えしてきました。
マツの樹勢回復は温度が高くなってきましたので今年の治療は終了とします。
昨日からN村の山頂の野草園の仕事に入りましたので、今ある自然の野草の開花調査などを皮切りにそれを活かしたイベント、修景、ロックガーデンなど来年のオープンに向けて準備を進めていきます。