甦る赤松
今日は四年ほど前に菌根菌を使用し赤松を施術した個人のお宅の手入れに伺いました。
治療の前は写真を見ての通り、全体的に黄色く衰弱していました。
菌根菌治療、根本周りの深植えを解消したおかげで葉の色も良くなり勢いが出てきました。
手入れの方も毎年春に芽摘みを行い、芽数を増やしそれと並行して方向の悪い枝や、強い枝を抜いて仕立てて行きます。
そうすることによって養分が均等に枝先に進むので芽の伸びが緩やかになってきます。
今年は少し枝が混んできたので、秋に透かし剪定を行い、お施主様にも納得していただき作業を終えました。
年々松が良くなっていくように私達も技術を磨き、作業に取り組んでいこうと思います。