演出することの喜び
竜王はスキー場の若いスタッフが
重機を操作して石を組んだり
花を植えているのですが、
行くたびに花壇が増えていて、
それぞれ自由に開墾しています。
それはとても嬉しい事なのですが、
当初青いケシとコマクサと
ヤナギラン等々と予定していましたが
花壇場所が予定と大分変わってきて
臨機応変に適した苗で対応しています。
大きな石に囲まれた花壇は
秘密の花園という事で
「じゃあ、めずらしい高山性のユリを
植えましょう」と
黄金オニユリを植えました。
入り口のゴンドラ乗り場は
鉄骨が冷たい印象でしたので、
大きな樽にロッケリーを
作り、ヒメユリ・スゲユリ・コオニユリ
クロユリ・クロマメノキ・コケナデシコ
ウズラバ白山チドリ当等。
小さな高山のお花畑が出来ました。
お客様に喜んでもらえるようなことを
考えるのは何より楽しい。
ゲレンデ一面ユリ畑にする予算はなくても
芸の細かさで喜んでもらえる方法はいくらでも
あると思います。
働いている従業員に好きになってもらう事が
一番の近道でもあり、かくれた
喜びでもあるような気がします。