大きなケヤキの剪定
今日は朝から長野市の保存樹木に指定されている
ケヤキの剪定をしています。
持ち主の奥様
「あまり大きくしたくないので
すごく短く切って欲しい」
ご主人「自然樹形を生かして
枯枝だけ落とすくらいでいいのでは」
と、切る位置で意見が分かれていましたので
「ケヤキの太い幹を短く刈り込むと
ケヤキの品位もなくなるし
腐朽菌が入り枯れやすくなります。
ブランチカラーの位置で落とし、
透かすように剪定します」と提案しました。
奥様も納得してくれて
わが社でも特に腕のいいK職人のもと
気持ちよく作業することが出来ました。
いくら枯枝を落としても
ケヤキは自分で枯枝をつくり剪定する(落とす)
樹種なので元気な樹でも枯枝は自然に下に落ちます。
そのくらいの枝でしたら通行人にケガをさせることは
ないと思いますので、
安心して末永く大切にしていって欲しいと
願います。