縁あって冬の仕事で
先週上司からの依頼で、H村の役場の観光担当の方と打ち合わせをしてきました。
なぜ私に依頼が来たのかわかりませんでしたが、ずーと行きたかったので
喜んで引き受けました。
10年ぶりでしたが、別荘やペンション街は建築ラッシュで、
海外の方も都会からの移住者も増え、活気づいていました。
お昼の古民家の食事どころも、花を添えた料理加盟店で彩も良く、平日でしたが満席。
皆さん仕事を退職して時間もお金もある世代。
目線は小さくていいと確信しました。
今まで観光地は、一面コスモスとか一面ユリなど大規模な花畑を目指してきましたが、
連作障害の問題や、球根につくウィルス、人件費など維持は大変です。
大面積よりも、3株や5株だって、魅力的な草花や景観は作れますし
負担が少ないので継続可能になります。
今はやりのサスティナブルガーデンです。
もちろん手入れは必要ですが。
樹木医の資格を取る前は、H村のホテル等で草花の講習会を毎年行っていました。
その時の御縁で、個性的な庭や花壇を何軒か見せていただき、
15年前に渡した花の種や苗を今も種を取って継続している姿をたくさん見せてもらいました
担当の方の話をお聞きすると、来年2月までの仕事で、図鑑でないのでそんなに詳しくなくても良いこと。
園芸種の草花や海外の山野草、そして高山植物にある程度知識のある人という条件でした。
18歳の時に山にあこがれてアルバイトで働いた場所に、仕事として関われる幸せを感じました。