2016暖冬の仕事初め
年末年始、一度も除雪車の出動が無い日が続いています。
今朝は社員一同集まりダルマの目入れ式と神棚に一年の安全を祈願しました。
T君とN君は昨年専務から相談のあった新しい現場のプランをさっそく
休み中に図面に書いてきていました。尊敬します。
私も年末年始、一本木公園の洋風のガーデンの植栽イメージを、新しく届いた
新品種のカタログを見ながら、練りつつ
一方で純和風の茶庭のプランを考えていました。
英訳の岡倉天心著 「茶の本」は以前京都の樹木医さんから紹介されて購入し
あまりに難しくて理解できていませんでした。
今回は漫画版をネットで読んでから読み直したので、だいぶ理解することが出来ました。
茶庭の本や画像もたくさん見ましたが、茶庭も和庭もわびさびの世界なので
地味すぎてやはり現代人の好みとは少しかけ離れていると思いました。
(女性の視点からの意見ですが)
現代の庭を希望する世代は、季節折々の変化を求め、紅葉や、新芽をめでて
草花も咲いて、横のほうでは野菜もつくれる庭が希望であり
それらもすべて茶庭が基本にあるとS君は忘年会で熱く語っていました。
茶道とは未完成の美であり、試してみる精神が必要だと本にあったように
2016年の現代の庭とはいかなるものか樹勢回復しながら
いろいろ試してみたいです。
今年も試行錯誤しながら社員一同頑張りますので
よろしくお願いいたします。