区画整理と保存樹
昨年区画整理の関係でホクト文化会館の入り口にある大きなヒマラヤスギの診断をしました。図面上どうしても水路が根を傷つけてしまうということで、掘ってみると太い良い根があったので、水路を迂回していただき根を残しました。先週約1年ぶりに見に行くと昨年よりも葉の色もよく大きな実もついていました。舗装も完ぺきでさすがプロの仕事で、土壌改良の効果も出たようです。
東口に昔からあったイチョウとサクラも残すことになり、地区は違うのですが住民の思い入れが強く反映されています。先週の進士先生ではないですが、いかにその地域の歴史を残していけるかが駅前や土地開発は大切だと。開発は決して悪いことではないとも言っていました。
今日は弱った松の診断をして来春菌根菌で樹勢回復をする予約を取り、あつあつの焼き芋をいただき、午後は個人邸でアンコのいっぱい入ったどら焼き、保存樹木の神社の剪定の見積と診断書などを提出し日取りなど打ち合わせしてきました。
マツの手入れをしているH君に「寒くて着ぶくれしているのかとも思ったけどどうも違うようだ」といわれ、「風邪が治らないからのど飴のなめすぎなんだ」と苦しい言い訳。
12月は緑育協会にて、今年育てたものを利用したキャンドルスタンドやリース・スワッグの講習会が続きます。冬場も多くの方に緑に親しんでいただければ健康にもつながるしスタッフも技術が身につくので励みになります。常に新しい企画やイベントを考える仕事は楽しいです。