除雪作業続く
先週は大雪で長野電鉄が不通という中、なんとか熱田神宮と松阪市へ行ってきました。
ご縁あっての仕事でしたが、椿や紅梅の咲く太平洋側気候のおだやかな日差しで、
心が緩んでいくのを感じました。
名古屋の同じ年の代理人さんと夜いろんな話をしました。
千利休の「不完全の美」、楊貴妃と熱田神宮の伝説。
仕事に対する考え方に大変共感しました。
帰ってきてから夢枕獏さんの「空海」の本を読んでいたら
楊貴妃は遣唐使船で日本に逃げのびたようなことが書いてありました。
松阪城主はキリシタンであったことと、国の文化財の長谷川邸の庭にあるキリシタン灯篭は関係あるのか
いろいろ想像が膨らんで歴史ある現場は面白いです。
傾いた灯篭を直すときにどうしても原因であるマツの根を切ることになります。
灯篭はもちろん、松も今より元気になるように修復していきたいです。
私の住んでいる家は標高が550mあるので、戻った夜は雪ですぐには家に入れませんでした。
今年は最低気温が低い日が続いて明日は最高温度がマイナス5℃という予報。
雪国の造園業は、除雪の仕事も請け負っていますが昨年は一度も出動がありませんでした。
今年は連日の夜中の出動でみんな疲れています。
木曜日以降は暖かい日もありそうですのでもうしばらくの辛抱かと。