最強寒波続く中樹木医研修会へ
昨日は樹木医会の研修会で、大雪の中松本まで行って来ました。
高速道路は圧雪状態で50km規制中。
樹木医会長によるドローンを使った診断や撮影機種の説明など。
40mの天然記念物のスギを樹上からぶれずに撮影出来ていました。
正面衝突回避機能などもついて6万円くらいとのこと。
大きさの違うドローンを3台所有しているという話でした。
趣味の園芸で樹木全般の講師をしている上条さんから、サクラの話。
松本のソメイヨシノの名所をテングス病がひどいので、神代曙に変えて秋に子供たちが山に植えたところ、98%の活着率であったこと。山の斜面のガレ場にどんな工夫をしたのか。保水材・微生物資材・腐葉土・芽の数を減らして植えるなど、説明がありました。
当社からは昨年の4月に戸隠の御神木杉の回復状況とアカマツの菌根菌施工状況などをパワーポイントを使って説明しました。
懇親会で隣に座ったYさんやDさんは冬は南の島の高所伐採や、雪のない場所の仕事の依頼でしばらく長野を離れるそうです。今はフェイスブックなどで全国のネットワークがつながっていてお互い協力しあっているようです。
京都の名門造園会社に修行していたMさんは洋花も野草も詳しく、貴重な現代に通用する庭師の樹木医さんですが、「今どき灯篭と玉竜なんていう庭ではお客様は喜ばない」現代人にあった和の庭を作庭したいと言っていました。
明日の火曜日午後2時15分くらいから「ずくだせTV」に当社のK君が出ます。
神社のケヤキの枯れ枝の除去作業で、新人アナウンサーさんの取材を受けています。
造園や土木業界は大事な仕事なのですが、どうしても影の存在になってしまいがちです。
冬の厳しい作業を体験していただき多くの方に知ってもらえたら幸いです。