マツの樹勢回復開始
先週は、須坂のK邸、松本のY邸、保福寺・小布施のK邸のマツを治療しました。松脂が動き出す前に終わらせないと効果が出にくいので、長野県では4月中旬がタイムリミットだと思っています。
松本の保福寺では菌根菌研究会の樹木医さん9名が
参加して講師の京都在住の
伊藤武樹木医さんの指導の下
根を丁寧に掘り出し、どこを切って
どのように資材を入れていくかなど
当社の職人、檀家さんも熱心に耳を
傾けて聞いていました。
兵庫や新潟・三重県から泊りがけで
研修に来るという熱意にも刺激を受けていたようです。
関西ではクロマツが多く、天橋立や出雲大社
京都御所などたくさんの事例はありますが
アカマツは長野県や岩手県などの
内陸部に多く、まだ事例が少ないそうです。
今週は安曇野の4本のアカマツ
ゴヨウマツなども続けて行うので
関西電力系の栗栖さん
松本微生物研究所の猿田さんのご協力の元
1本でも多くの樹木を元気にしていけたら
幸いです。