看板に偽りありにならないように

九州では大雨の被害で、昨年の秋の長野県での被害を思い出してしまいました。
今朝被害に合った河川敷では、トウモロコシが実り始め、再生力と生命力の強さを感じながら
本社まで来ました。

昨日は朝一番で軽井沢植物園に行き、開花中の野草と資料館をゆっくり見てきました。
氷河期の生き残りとして軽井沢には、コアジサイ・ギンバイソウ・ミツバツツジ・レンゲショウマ・オオツクバネウツギなどが自生しているそうです。
軽井沢で発見された野草として、アサマキスゲ・ムラサキセンブリ・ホソバヤマシャジンなどがあり標本が展示されていました。
植物園としての活動として、希少種の保護や増殖なども行っていると表示されていました。

アウトレットや、銀座商店街・ハルニレテラスは人混みがすごかったようですが、植物園では2時間いてもほとんどすれ違うこともありませんでした。

気持ちの良い環境・景観としての植栽はもちろんですが、同時にゴミ箱・看板・花の名札など、一緒に考えてほしいと依頼されました。
男性目線でなく女性目線が必要だと。

今朝TVでディズニーランドの元社長さんも話していましたが、拡張よりもソフトの充実、中身が大切だと。
山頂ばかり花で飾っても、村の入り口、観光案内所周辺から美しくきれいにしていかないと、わざわざ来ないと思います。
明日の午後は住民の方と、赤いサルビア以外の花で夏を美しく彩る寄せ植えの説明会を行います。
午前中はまた別の、高原の施設周辺の緑化についての打合せ。

山には山の花を、
どう美しく自然に見えるように植えるか。
山野草を専攻し、造園業で働くものとして、追求していきます。

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樹木医

Posted by rinkasa