台風の爪痕

2022年12月18日

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連休中、台風19号の被害で千曲川流域で冠水。
当社の社員も夜中に道路に倒れた樹木の撤去作業に出動しました。
社員も床上浸水し、非難している人がいます。

連休中、冠水した悲惨な状況の映像ばかり見ていたら、
診断した家の方の顔がいろいろ浮かんできて
だんだん気持ちが落ち込んできてこれはまずいと、今朝は早くに出社。
個人のお宅から庭の木が倒れて伐採に来てほしいと電話がありました。

長沼地区の決壊した場所には、昔保存樹で診断した守田神社があり、古い社殿は壊れてどこかへ流されていました。アカマツがおかしいと3年前に樹勢回復した個人の家も数件。上から見ていてアカマツは残っていましたが…。
いつも通っている小布施橋も交通止め。唯一通れる立ヶ花橋の山岳道路は大渋滞。
高速も佐久、軽井沢間が通行止め。
今朝は特に寒く、長野市では明日以降最低気温が10℃以下になる予報が出ています。

治療にかかわっている戸隠神社、高山村のサクラは問題がないようで安心しました。

国道管理班も国からの要請を受けて、潅水した国道18号線の泥の除去作業に出動しています。
そんなわけで大変申し訳ございませんが、請け負っている国の仕事、公共優先で対応させていただきます。

停電・断水・下水道が使えないなど通常ではない日々が続きますが、
出来ることから対応していきたいと思います。
(画像はかつての神社のケヤキと、浸水した長沼小学校の5年くらい前の写真です)

樹木医

Posted by rinkasa