植付けを待つ苗達

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無事ヒマラヤスギの樹勢回復作業が終わり、春からの緑化フェアの準備や一本木公園に植える花苗の段取りを始めました。S大学の卒業式までに花苗を植えてほしいという依頼もあり、地元の生産者へ。
ハウスの中では昨年選んで渡した新しい草花の輸入した種子が、見事に発芽して植え付ける日を待っています。ケシもチューリップポピー・ペチュニアも丈夫なブルー系統がいろいろあり、ブルーのバラの周りに植えようと計画。緑化フェアのロックガーデンには山野草系の垂れるタイプを数種類選択。
ちょっと落ち込んでいた私でしたが、未来に向けて育つ幼苗を見ていたら、生命力と咲いた風景が見えてきて元気が出てきました。

秋からマツがおかしいという依頼で待っていてもらっている樹勢回復作業も順次行っていきます。
明日は長野市内の外来種について、来週は雑草の抑制剤の正しい使用方法、バラの剪定講習会、寄せ植え講座等々、緑育でも毎週講座が続きます。
人が足りない、いや多いなど、多くの職人さんを抱えている会社では、現場の管理職に多くの負担がかかります。臨機応変に対応できる判断力と、許容力。すぐキレない懐の大きさが求められます。

任せられるものはみんなに手伝ってもらって、あまり自分で背負わないようにしていかないと、いつのまにか、たまりにたまって心の負担になっているなんてことがあると思います。
自分は大丈夫だと思っていたのに、それが通用しないときもあるので、休む時に休んで心が壊れないようにバランスをとって年度末を迎えたいと思います。

樹木医

Posted by rinkasa