樹木診断と日々の手入れ

s-保存樹1s-社長先週は緑育協会で、雑木の剪定講習会・緑の相談日・有機肥料の講習会などが続き、その合間にいろんな診断が入りました。
樹木医になったころは講習会で教えていただいた通りに診断し、時間もかけていました。しかし10年たち依頼主の要望にそって、危険な木だけ教えてほしいなどの要望に応え、自分たちの様式を工夫し提出するようになりました。
ケヤキも樹齢300年もたてば心材は空洞化しているものがほとんどです。それが普通になってきます。あとは上部の枝の枯れ具合や、キノコは要チェックです。特にベッコウタケやナラタケなどの根株腐朽は良く診ます。
今朝は昨年植えた植栽帯の生育状況の診断。これはまた別の視点からの書類、文章力が必要になります。
先週は、樹齢80年のアカマツ4本の移植の相談。今日の午後は中央通りのケヤキの移植の相談。
公共の大事な樹木のプランにかかわる仕事が増えています。でもこれは一番望んでいた仕事。

昨日は人が足りなくて、社長に相談したら自ら重機を操作してバラの移植を手伝ってくださいました。
一本木公園は手入れ重視で、まだ草花がきれいに咲いています。
昔から一貫して、植える花の種類も大切ですが、一番大切なのは日々の手入れですと。
これに勝るものはありません。それがみんなに分かってもらえた事がなにより嬉しいです。

樹木医

Posted by rinkasa