草の管理と景観の問題点
本日アドバイス契約をしている公園の植栽会議がありました。当初の契約では今年度で終了でしたが、ありがたいことにボーダー花壇の評判が良いということで、来年度以降の管理目標や問題点など話し合いました。その際に、どこもそうなのですが、管理、除草をしてくれる人がいないのです。コンビニも人手不足ですが、造園、公園などの汗をかく仕事はもっと敬遠されています。募集しても来ない。今働いている人は70代80代もいて高齢化でやめていっても補充が出来ないのです。
その問題点を無視してどんどん植栽計画を作成しても現実的ではないですし、反感を持たれてしまいます。
バラの本数を増やすのではなく、品種や病気に強い品種、四季咲き種に変えていくなど、管理の軽減化しながら、飽きさせない工夫をしていく提案を今月中に作成しないとなりません。
問題の草の種類を同定し、芝生の中のイネ科に効く薬の使用や、抑制剤などの検討も必要です。
葛などは刈っても根が太くまた伸びてしまいます。
私の住んでいる地区でも役場から相談を受けましたが、葛が、コブシや、アジサイなどに絡みつき、女性の力ではどうにもなりません。
中国原産のニワウルシも、ものすごい勢いで夜間瀬川周辺、須坂、中野、長野市中、増えて大木化しています。
公園の管理が出来ないのであれば、面積を広げないで出来る範囲をきちんと清潔に維持管理していかないと、未来の負の遺産になってしまいます。
そのシステムを作る・対策を考えるために、まずは明日専門の方と打ち合わせしてきます。
(画像は夏の暑さと、長雨で病気が出たエリア)