長方形の庭
毎日球根や野草・宿根草の苗を、植えて植えて植えまくりの日々でしたが、だんだん目処がついてきました。
先週個人の事務所前の植栽を頼まれ、「奥様にどんな植物がお好きですか」と聞くと
「ウマノアシガタ」というキンポウゲ科の小さな花が好きだと言ったので、野草主体の管理の楽な植栽を提案し、植え込みをしてきました。
浅間石で石組みをして雑木を配置したT君は、久しぶりの作庭に
「やっぱ楽しいよ。配置を考えて植え込むこういう仕事は好きだ」と
笑顔いっぱいでした。無機質なコンクリートの部分はあとで木製で囲うそうです。
手前は車の視界が悪くなるので、グランドカバー系で丈を抑え、屋久島ウツボグサの白花や・マルバノフユイチゴ・ハルオコシ・雑木の下には斑入りカリガネソウ・セキヤノアキチョウジの白花・青花など。3株程度づつ35種ほど。
1軒の事務所がきれいになると、周辺の環境が変わり道行く人達が「この花は何の花ですか」と聞いてきます。
盗まれる心配の声も聞きますが今のところ心配していません。盗まれたらまた植えればよいのです。
景観をつくるものとしての心意気は、「盗まれるぐらいの植物をみんなの見えるところに植えたい」のです。
いろんな花を植えると季節ごとに咲く楽しみが増えるので、ビオラ・パンジーだけの植栽から
日本の野草の園芸種バージョンなども含めて、長野らしい・長野ならではの植栽を考えて行きたいです。
本日善光寺南町の街路樹工事が終了したので、スノードロップ2000球・チオノドクサ3色2000球植え終わりました。
朝は0℃でしたが、日中は暖かく2週間前に植えた白花アッツザクラは芽が出ていました。
野草や球根は咲くまでが地味ですが、きっと来春には綺麗に咲いてくれるでしょう。