クサギカメムシ大発生

s-s-カメムシ先週の台風25号の影響で3連休は風と気温が30℃近く上がりました。土曜日は緑育のイベントで1日市役所にいましたが、風の影響で種団子づくりや、山野草の寄せ植えなどは会場が室内に変更になりました。初めての芝生広場のイベントでしたので、なんとかテントも飛ばされず、終了できました。
夜、部屋の中がカメムシの匂いがしたので、電気をつけると網戸の隙間にびっしりと並んでいるではありませんか。2・3匹ではありません。
捕獲しようとすると、外来のクサギカメムシが危険を察知して油性の液体を飛ばします。これが目に入り、激痛がはしりました。洗っても洗っても痛みが取れず、次の日の朝、目が腫れていました。
カメムシが多い年は大雪なのだそうです。カマキリの卵も郵便ポストに産み付けられていました。今年は多いのかもしれません。

今まではカメムシはいろんな種類がいてきれいだなんて思っていましたが、今回ばかりは参りました。4日たってもまだ痛みもあり腫れています。酒に弱い人はよけい腫れるそうです。

道路工事で根を切ってしまうので、見てほしいと依頼のあったマツを見に行く途中、土手が白いノギクで満開。何の種類か止まって確認すると外来種のユーパトリウム(洋種フジバカマ)でした。こんな山の土手に一面に広がっているので驚いてしまいました。
s-ユーパト
私も一本木公園など園芸種を取り扱っているので、外敵がいなくて爆発的に増えてしまうものは注意が必要だと思って観察しながら管理しています。今週末から秋のバラ祭りです。この連休中も多くの方が見に来たそうです。春もいいけど秋もまた風情があります。

樹木医

Posted by rinkasa