クロマツの樹勢回復研修会
先週は,松本微生物研究所の依頼で、塩尻のクロマツの樹勢回復をお手伝いさせていただきました。
講師は元京都樹木医会長の伊藤先生ほか、関西から3名の経験豊かな樹木医の講師陣をお呼びして
当社社員も影ながらしっかり研修させていただきました。
そのあと、土曜日は長野市の造園組合さんで菌根菌を使ったアカマツの研修を行い
午後は、上越の高田公園へ会社の花見に行きました。
高田公園のサクラはどのサクラも樹勢が弱っていて、昼間見ると美しいというより
かわいそうという気持ちのほうが強く出てしまい、
夜桜になってやっと安心してサクラを眺めることが出来ました。
今週からまた個人邸・お寺さんのマツの樹勢回復が続きます。
1本1本慎重に長野方式を確立し,1本でも多くの弱ったマツを元気にしていきたいと
いう思いを強くしました。
「最後まで根は生きようとしている」
伊藤先生の言葉は樹木医としての生き方を教えていただきました。