ウラジロモミの剪定
先日某運動公園のモミの木の剪定を依頼され
下見に行きました。
なぜ剪定をするのかというと
あんまり暗いと治安が悪くなるとか
葉が落ちて雨といにたまる
枯れ枝が落ちたら危険 等々
いろいろ理由はあります。
モミに限ったわけではないのですが、
長い横枝を中途半端に残して切ってあり
そこから腐朽が入り大分枯れていました。
アメリカのシャイゴ博士が
「現代の樹木医学」
という本に書いていますが、
適切な剪定位置で切除しないと
元気になるはずが、
形も悪くなるし、衰弱もすると。
シルバーさんや一般の方は
ただ短く枝を切ってしまいがちですが、
樹木の生理的にも
正しい位置というものが
科学的に証明されています。
その位置がわかってくると
自然に剪定も上手くなります。
男性のように握力がなくて
悔しい思いもしますが、
樹木が美しい姿で生きていけるよう
正しい剪定位置の普及も使命だと思います。