寒の戻りと都市緑化フェア
昨日から都市緑化フェアの長野市ブース展示で苗を運んだり、枠を作成したりと、緑育のスタッフが頑張っています。
私は最後の草花のデザインの配置担当ですので、本日は中野市一本木公園の植栽準備。堆肥20袋・そのほかの資材、花の品種ごとの記録写真。公共の工事は年度末の竣工書類がとても大事です。昨年までは二人体制でしたのですが、退職してしまったので今日はトレドのスタッフ2名に応援をお願いしました。山本は牛糞堆肥・化成肥料の散布、花芽を摘心したりと作業を行いその写真を記録してもらいました。記録という細かな作業には向いていないのでとても助かります。
30種類の新しい草花が2か月後のバラ祭りの期間中、どんな色で、どの大きさまで成長するのかを理解し、配置をしていきます。図面はありません。昨年植えた宿根草との相性もあるので、同じ科・同じ花の形のものが隣同士にならないように植えるのがコツです。今日は午後からボタン雪になり、霜よけをして来週植え付けることにしました。今年は5年契約最後の年ですので、悔いのないようににベストを尽くしたいと思います。心掛けているのは調和の美であって、風に揺れる景色・やすらぐ景色を醸し出せるように、赤や黄色の原色の組み合わせは避けてきました。これがまた熟年男性の好みと相反するようで色々確執はありましたが、今後の方針は市の方で決めていけばいいと思います。
4月になったとたん、診断依頼も増えてきて、いつ来てくれるのですかと問い合わせの電話がありますが、来週からマツの樹勢回復などの作業を始めようと思いますのでもうしばらくお待ちください。