サクラ開花
先週まで寒い日が続いていましたが、やっと長野市も桜が満開になってきました。昨日は緑化フェアの植え付け。先週のコンテナにピンクのバラを4株、マーガレット・垂れ下がるものとして斑入りのアイビー。ほか3種類を入れて寄せ植えを作成。もちろん保水剤、堆肥・腐葉土などを混ぜて植えました。山ノ内ブースは、チェーンソーアートで地元の人に露天風呂に入っている猿を作成してもらいました。それを主役にして浅間石で山の雰囲気を出して、石の隙間に葉でも鑑賞できる海外の高山植物等々植えました。
会場内いろんな業者さんが来ていたので、昼休みに見せていただいて、刺激を受けてきたようです。
エクステリアではなく、造園業者さんが多いので和風の庭が9割でした。石・松・苔・流れ・伝統的なシンプルで美しい落ち着いた庭になっていました。いくつかのブースで日本庭園の中に少しは花を入れたほうがいいのではと園芸種を植えていましたが、何となく違和感を感じたのは私だけでしょうか?ホウチャクソウなど地味ですが、山野草で良いのでは思ってしまいました。
今日は中国からの農林業関係の視察団御一行様のご案内で、水野美術館の庭の説明。ちょうどサンシュユの花が咲いていたので、中国原産の花で、薬木ですとお伝えしましたら大変喜んでいました。皆さんスマホにある画像を私に見せて、中国の有名なマツだと。診た感じをお伝えして、マツは光と酸素が必要で、場合によっては土壌改良と消毒も必要になると伝えました。苗木はどこで入手できるのかと聞かれたので、長野でしたら松本市波田で雑木や苗木の生産者がいますというと、通訳さんが波田に住んでいると。今度はそこに見に来たいと言っていました。
ちょうど水野美術館では浮世絵の展覧会でしたので、お土産やポストカードも日本のものが多く列を作って買い求めていました。
中国にはまだ樹木医という制度がないので、日本の技術を会得したいと。植えた木が枯れることが多く勉強が必要だともおっしゃっていたので、とてもグローバルな時間が持てました。
帰りに信州大学工学部により玄関の桜が満開でしたので、花芽の数を数えたら1つの蕾から花が5つ。やった!!
施肥の効果が出ていました。