樹木医研修に参加して 五箇山
連休富山県の五箇山に樹木医同期の研修会があり参加してきました。今回の幹事さんは森林組合に努めているので、山の中の間伐や道具の話から治療した古木などを見て回りました。樹齢700年の杉などは、根の周りの改良よりも地上部の外科治療が主でした。
アズサ・別名ミズメの大木にオヒョウ楡の大木。シャラの太い自生種もあったそうですが写真に撮れず。一般の人が入ることのできない山の中ですので、希少種が道沿いに多く残っていて長野ではめずらしい大型のタイミンガサを見て感激。あるところにはあるもんだと。
私は今植生の勉強中なので、見る草全てが面白くて、また九州から参加した二人も詳しいので、検証しながら歩くことが出来ました。
高校生の時に聞いた、「すべてのわざには時がある」という言葉をこの頃よく思い出します。
今は「教わるに時がある」と思って、諸先輩方から多くの植物のことを学んで吸収し、こんどは伝えていく人になりたいです。
画像は①坂上の大杉 樹齢700年 雷で火事に合う
②アズサ ③タイミンガサ