キノコの考え方

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先週、大岡森林塾で山野草の増やし方の講習会を行ってきました。
同じ長野市内でも聖山の講習会場まで2時間以上かかるので早めに出たのですが
やはり聖湖で迷子になり、観光案内所へ。
地図を探していると、1989年に発行された自然観察の小冊子がおいてあり
無料でお持ちくださいと書いてありました。

25年前の野草の調査が写真入で詳しく掲載されており、長野ではもうほとんど
見ることが出来なくなったセキヤノアキチョウジや、ヒキヨモギ・トモエソウ・
ユモトマユミ・フジテンニンソウ・ナメルギボウシ・黄花のツクバネウツギ・マキノスミレ他
今でもあるのでしたら見てみたいものだと思いました。

講習会では、ここにしかない
貴重な野草があるので、大岡の野草の遺伝子をぜひ後世に残していって欲しいと
お伝えし、野草の株分けの方法や、挿し木の方法を伝えてきました。

大岡のケヤキが数年使用している除草剤で枯れてきているとか
サルノコシカケが出たら危ないのかとか
いろんな質問が出ましたが、
サルノコシカケは森の中でしたらそんなに気にすることはないのですが
画像の場所はスーパーの駐車場。
根元に大きなものが3個発生。
こんなときは倒れる可能性は何もキノコが出ていないときに比べて
何倍も高くなります。
年々大きく腐朽が広がっていくので、
長野市の保存樹木ですが、苦渋の診断をしなければいけないのが
辛いところです。

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Posted by rinkasa