花咲く森の作り方

IMGP0779
先週志賀高原の一部の森の整備をすることになり
環境庁さん立会いのもと
どんな植物があるのか
植生調査をしてきました。

毎年草刈をしているという場所には
種から育っているレンゲツツジやエゾアジサイ
絶滅危惧種のオミナエシ・野生ラン
紅葉のきれいな
コハウチワカエデなど、
笹を刈って、光を入れれば
新規に沢山植栽をしなくても
管理しだいで、きれいな花の咲くエリアに
なると思いました。

今まで春にソメイヨシノなどの植樹をしても
水遣りなどの
管理が出来なくて
ほとんど枯れてしまったそうです。

これからの高原の自然再生は
外部から植物を新規に植栽するのではなく
その地に種から育っている
貴重な資源を刈らずに
増やして育てていく方法が
主流になってくるのではないでしょうか?

地元の方に咲いていないと
どれがアジサイの苗なのか
レンゲツツジなのかまったくわからない
といわれましたが、
残したい植物をマーキングし
覚えていってもらえるよう
伝える努力をする事も
大切な仕事のような気がします。

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Posted by rinkasa