水につかるマツ
今週は
月曜日から個人邸や
アメシロ対策で
机に座れず
ブログをサボっておりました。
この時期は携帯へレスキューの電話が多く
「マツが枯れそうなので診に来てほしい」
「樹齢400年のアスナロが折れたので
なんとかしてほしい」と
私にとっては、隠れた古木に出会える機会ですので
とても嬉しいのですが、責任も感じます。
依頼される方はほとんど
小さいころからその木を見て
育っていますので、ご高齢になり
夜も眠れないほど心配されています。
まずは持ち主さんの気持ちを大切にして
いつごろからこうなってしまったのか
除草剤を撒いた記憶はないかなど
お話を聞いて、実際に少し根を掘らせていただきます。
この画像のお宅は池の水に根が浸っている状態で
掘ってみても根がどこにもありません。
マツは酸素を好むので上のほうに出てきているのでしょうが
石やコブシやチャボヒバなどがあり
根が伸びていく場所もありません。
2年前に粒の除草剤も撒いたというので
その処置をして、マツの周りの堆肥や草などを取り除き
出来ることはしてきましたが、また2週間後に
様子を見に行ってみます。
「元気になるならどんなことでもしてください」と
いうお施主さんの思いは
高齢な方ほど強く、
日々充実した日々であることには
間違いないのですが
ここのところ寝ていても
ぐるぐると頭から仕事のことが離れないのが
ちょっと問題のようです。