マツの先端枯れ
この夏クロマツの様子がおかしいので
見て欲しいという依頼が3件あり、
いずれもマツクイムシではなく
島根県で最初に発見された褐斑病のようでした。
長野市でも最近増えているらしく
夏に葉の先端半分が赤くなり
ひどくなると画像のように
枯れてしまう病気です。
6月の樹木医研修の時にも話題になり
島根の樹木医さんより
よく聞く殺菌剤を教えていただいていたので
さっそく取寄せ2回散布しました。
今日その後の様子を見に行きましたが
新芽が綺麗に出ていたので
効果はあったようです。
マツの根元の環境が
苔が生えたり湿り気が多くなると
特にかかりやすくなります。
庭木のマツにしかかからない病気で
隣にあるアカマツやゴヨウマツにも移るので
今後注意が必要です。