樹勢回復続く
今日は、辰巳公園内に植えた若いシダレザクラを、地元の有志の方で元気にしたいというので朝から男性陣が８名集まり作業開始。
芝生の根がサクラの根元までからみつき、みなさん根の治療に行く前に息も絶え絶えギブアップ。
もう少し頑張って掘りましょうと私が発破をかけても、どうも進みません。
マメコガネの幼虫も５０匹ほど捕殺。枯れた枝を２ヵ所剪定して、もう少し予算を取るので
細かい作業はプロにまかせますということになりました。
住民のみなさんは、深植えの害や、施肥の方法、
花芽についているムネアカアワフキなども観察して、勉強になったと喜んでいました。
退職した方々から「こういう仕事が出来ていいね、いい仕事だねと言われました」
楽しく伝える事は私には向いているので、切れない掘れない登れない樹木医ですが
やりがいは感じますし、土や樹木に触っていると元気になります。
来週は小田切のコマツナギの樹齢1,000年のイチイの樹勢回復、桜新町のソメイヨシノと、治療が続きます。
戸隠の中社のスギも、２年経ち、葉の色がとても良くなったそうです。
来週松本微生物研究所さんに菌根菌がついたかどうか調べていただき、検証を重ねていきたいです。
（写真は当社のベテラン職人さんで2年前に施工した中社の御神木のスギ）