黒姫 癒しの森 ヤナギの診断

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去年から頼まれていたのですが、しばらく講習会は控えていたので
ヤナギの診断という事で、久し振りに黒姫高原まで行ってきました。

少し早く行って新しくできた童話の森のローズガーデンを見て、
コスモス畑・ダリア園も入園料を払わなくてよい場所から眺め、視察。

さすがに歴史があるだけに草1本なく、よくぞここまでコスモスが満開になるものだと
ゲレンデの緑化を依頼されている身には参考になりました。

信濃町は町を挙げて森林セラピーに力を入れており、
童話館からスタートして1.2㎞のコースをメディカルトレーナー20人と一緒に歩きました。

童話館前のケヤキとモミが弱っている。
オオヤマザクラはなぜ丈夫なのか。
マイマイガとカシノナガキクイムシの植物の抵抗性の話。
ベニテングタケとダケカンバの関係。
コナラとキンランの共生関係など。
みなさん普段歩いてガイドしているコースなので新しい視点が嬉しかったようです。

CWニコルさんのアファンの森を管理している方も参加されていましたが
この森は植生が豊かで、キバナのアキギリや黑花ヒキオコシ・センブリ・トリカブトもたくさん咲いていました。

肝心のヤナギは数年前から樹木医さんのアドバイスを受けていたようですが
さすがに衰弱してきており、自然死が一番良いのではとアドバイスしてきました。

始めて歩いた私がすこぶる元気になって戻ってきたので
やっぱりここは癒しの森なんだと確信しました。

樹木医

Posted by rinkasa