松枯れ防除実践講座参加
信州大学で2日間最新の松枯れとカシナガの防除講習会に参加してきました。
100名のうち半分が長野県内から参加で、あとは島根県や岩手県から樹木医さんも全国から30名参加していました。
長野県は何億もかけて防除していてもマツクイ被害のワースト2位。(1位は鹿児島)
過去最大の被害がスピードを上げて増えているそうです。
長野市周辺ではカミキリムシは6月中旬ごろ出るので、薬剤のかける位置や薬剤の種類
それぞれメーカーさんが来て実演してくれました。
マツクイムシ判定キットも2万円前後から販売されており、LEDライトに当てると蛍光色に光るので、分かりやすく面白かったです。
グリーンガードは一度注入すると7年持つ。指す場所・3本分を1度に入れられるガス式容器、ドリルの穴のあけ方、正しく使わないと効果が無いので,今は認定資格もあるそうです。
カシナガの予防も殺菌剤の樹幹注入タイプが出て、それぞれの効果的な使用方法を実際に自分達も試してみながら学んできました。
当社は薬で予防する方法は今まであまり積極的に取ってきませんでしたが
もし必要が出た場合、知っているのと知らないのではぜんぜん違うので
今回の講習会も信州に適した話でしたのでとても役に立ちそうです。
年末の社内講習会でみんなに伝えたいと思います。