里山歩きin菅平高原 

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先週の木曜日、
「樹木医と歩く菅平高原」を行いました。
平日ということもあり、
定年退職をされた方や御夫妻で
参加された方が多かったです。

つくば大学の実験林では、
クロミサンザシや
クロビイタヤなどの希少種が、
なかなか管理が
行き届かない中、ほそぼそと生きていて
もう少し元気に生育できるように
管理して欲しいと願いました。

場所を写し、ゲレンデで希少種の
センブリやキキョウなどを
どのように増やしていくのか説明し
その場で、キキョウの種を採取し
土の見えている場所へ
取り蒔きしました。

ちょうど峰の原の観光協会関係者の方も
参加されていたので
スキー場のゲレンデは今や
希少種の最後の生き残りの場所になっている

草原は刈らないと森になってしまうし
刈る時期を間違えれば、種が熟す前に
枯れてしまいどんどん減っていく

ムラサキセンブリは2年草なので
種が地面に落ちなければ確実に減ってしまい
少なくてもこの10年毎年減っているので
なんとか本気で取り組まないと
手遅れになる
そんな熱い思いを伝えることができたので
参加したみなさんには
理解していただけたと思います。

樹木医

Posted by rinkasa